布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)2014 橋渡り儀式

立山町芦峅寺で、3年に一度しか行われない
布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)撮影に
いつもお世話になってる写真仲間と向かいました。


布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)は
元々は女人禁制だった霊峰立山へ登れない女性を救う為、
橋を渡って極楽往生を願う立山信仰の伝統儀式。
今は
女性の為の「心の癒しの儀式」として行われています。


閻魔堂
 儀式の始まる前に、現地のロケハン。
 ここは閻魔堂横にある、お地蔵さん達
b0157849_21402446.jpg


明念坂
 目隠しをした女人衆がこの明念坂を下り、
 布橋へ向かう事になります。
b0157849_21404219.jpg



閻魔堂儀式

 白装束に目隠しをした女人衆、閻魔堂でのざんげの儀式の後
 それぞれの想いを心に秘めた様子で準備をされていました。

 個々の方がそれぞれに想いがあるように見え、
 一人一人、一枚一枚。
 丁寧に写真に収めれたらと思い、撮影に挑みました。
b0157849_21404929.jpg

b0157849_21423361.jpg

b0157849_21422602.jpg



雅楽の荘厳な音色と聲明(しょうみょう)が響く中、
明念坂の、沢山のお地蔵様に見守られながら、
目隠しをした女人衆がゆっくりゆっくりと坂を下り、
布橋を目指します。
b0157849_21432176.jpg

b0157849_21431074.jpg

b0157849_21440734.jpg


b0157849_21442151.jpg



橋渡り儀式

 女人衆が一歩一歩ゆっくりと布橋を渡り
 写真手前の「この世(此岸)」から
 写真の奥の「あの世(彼岸)」へ向かいます。
b0157849_21463726.jpg
b0157849_21575071.jpg

日本三霊山の一つ「霊峰立山」

 ここ数日は雲で覆われ、
 なかなか見る事のできなかった霊峰立山。
 この日、久しぶりに立山頂上まで見える快晴の空となりました。
 布橋越しに、画面左上の台形の山が標高3015mの立山

 立山を望みながら、三途の川に見立てたうば堂川の上を
 ゆっくり、ゆっくりと進みます。
b0157849_21573260.jpg


多くの観光客に囲まれていましたが、
布橋は、全くの別世界のように
厳かに橋渡り儀式が執り行われていました。

写真右側の「この世」から布橋を渡り
写真左側の「あの世」のうば堂へ、
生と死の境を越え、立山に見立てたうば堂があり、
極楽往生を願いうば堂儀式が執り行われます。

うば堂へは、女人衆と関係者以外入れません。
b0157849_21580169.jpg


うば堂儀式

 「あの世」のうば堂で、清められた女人衆は、
 目隠しを取り、再び布橋を渡り、
 画面左の「あの世」より、画面右の「この世」に戻ってきます。
 清らかに清められた様子の女人衆は
 先程とは雰囲気も変わっているようでした。
b0157849_21582300.jpg

b0157849_21583158.jpg



おまけ。一般橋渡り体験

 儀式が一通り終わると、
 一般の方向けの橋渡り体験が行われました。

 橋渡り儀式の最中は、荘厳な雰囲気に押され気付かなかったのですが、
 僧侶の方が、何やらお札のようなものを撒きながら進んでいる様子。
 このお札、蓮の花びらを模したもので、場を清める意味があるそうです。
b0157849_21584683.jpg
Canon EOS 7D + EF70-200 F2.8 L IS ⅡUSM
Canon EOS 5DMarkⅢ+ EF16-35 f/2.8L Ⅱ USM


---------------------------------------------------------

布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)写真、動画は  こちら 

---------------------------------------------------------


今回声をかけて下さった役場の担当者の方、
素敵な機会を頂きありがとうございました。

色々調べは致しましたが、間違い等あればご指摘いただけると幸いです。

[PR]
by meister_shaku | 2014-09-22 22:40 | 立山黒部アルペンルート写真 | Comments(1)
Commented by pekebouzu at 2014-09-23 16:37
霊峰の祭事
身が引き締まる感じがします。
<< 布橋灌頂会(ぬのばしかんじょう... 布橋灌頂会(ぬのばしかんじょう... >>